やっとスクールが再開しました!

やっぱりサッカーができるって

本当に幸せなことです。


選手たちも

新年度に伴い、メンバーも多少変わり、

少し緊張した様子も

見られましたが、

楽しそうにトレーニングを

行っていました。


長い自粛期間だったため、

リフティングやボールタッチ

基礎ドリブルを中心に、

ボールをたくさん触りながらも

体も動かすメニューで

まずは体をほぐしていく作業です。


2ヶ月というのは決して短くない

活動自粛期間だったため、

しばらくはボールフィーリングの感覚を

取り戻しつつ、

ボールを使いながら基礎体力を高める、

ハイブリット型の

トレーニングを行っていきます。


何よりまた子供たちとこうして

サッカーができて

本当に幸せなことだと感じたし、

僕たち自身めちゃくちゃ楽しい

時間になりました^ ^


僕はこの2ヶ月間という

これまでにない前代未聞の

自粛期間は、

「サッカーができる幸せ」

を感じる良い経験になったと思っています。


2年前に、

フィリピンの貧困地域で

「チャリティドリブル塾inフィリピン」

という形で、

スラム街の子供達に

出張ドリブルクリニックを行ったこと

がありますが、

そこでは、

普段日本の子供たちが履いている

立派な靴も、服も、ボールもない環境を

目の当たりにしました。


生きるために

子供たちが物を盗んだりしないと

暮らしていけないような現実が

そこにはありました。


僕が指導に行った学校は

世界中からの寄付で成り立っている

学校だったため、

使い終わった服や靴、ボールの支給がされ

最低限の生活とプラスで

サッカーができる環境はありましたが、

全員が元々ストリートチルドレンの子たちでした。


それでも、サッカーができることを

当たり前じゃないと分かっているその子たちは

僕の指導に目を輝かせ、

貧しい環境で育ったことを感じさせない

眩しい笑顔を僕に見せてくれました。


恵まれた国日本にいると、

あまりそのような現実を自分の目で

見ることができないため

つい忘れがちになってしまいますが、


学校に行けて、美味しいご飯が食べられて

温かい布団で眠れて、安全に暮らしていける。

これって本当に幸せなことです。


その上、スポーツ(娯楽)である

サッカーが思い切りできるなんて

本当にありえないくらいに

幸せなことなんです。


それを子供たちには

「幸せを感じろ!」とか

そんなことを言いたいのではなく、


基本的な当たり前のこと、

「物を大事にする」

「親や周りの人に感謝の気持ちを持つ」

「好きなことがせっかくできるならそれを全力でやる、楽しむ」

ということは僕たちが子供たちに

伝えていくべき部分だと思っています。


もちろん僕たちもそれを

改めて強く感じさせられた

期間になりました。


また一緒に頑張っていきましょう。



タクヤコーチ