前回の記事でも
お伝えさせて頂きましたが、

アメリカ・カリフォルニアにて

REGATEドリブル塾の
「出張ドリブル塾inカリフォルニア」
を開催しました。


やっぱり海外に出るのは楽しいし、
たくさんの発見、学びが毎回あります。

普段はあまり感じない、
日本の良いところ、

もっと良くするべきところ
も感じられます。

本当に毎回刺激になることばかりです。



サッカーも、文化そのものも、
国が違えば、スタイルも違います。

個人的に、スペインがこうだから、
ブラジルがこうだから、

日本もこうするべきだ
っていうのはあまり好きじゃありません。


日本には日本の良いところが
めちゃくちゃあるし、

日本人なら日本人に
合ったスタイルを最大限に
活かすべきだと思っています。


真似をするのが良い、
悪いではなく、

海外の良いところを
日本に適した形で真似る、


「パクり方」

を考えるのが重要だと思います。



日本人の技術の高さはやはり本物です。

細かい動きを
可能にする俊敏性、

足元の技術から
成せるテクニックは、

今回行ったアメリカの
子達と比べても、

抜群に日本人の
子供達の方がレベルは高いです。


反対に、

恵まれた体格を活かした高さや
スピード等フィジカル面ではやはり
アメリカの子達は群を抜いています。

こればかりはそもそも遺伝や
食生活、文化等も関係してくるため、

日本人がそこの部分を強みにして
世界と戦っていくのは難しいです。


しかし、

先ほど挙げられた
俊敏性を初めとする
技術面では日本人は全然負けていないです。


ここで一つ、

その国の違いを簡単に
説明するために、

メッシの例を挙げると、

メッシがバルセロナで
ヨーロッパを舞台に活躍できるのは、

メッシの細かなステップに
対応できないヨーロッパ人
の俊敏性にも関係していると思います。


逆に、アルゼンチン代表として、

南米選手権を舞台にドリブルを
仕掛けるメッシがボールを
奪われる回数が多くなるのは、

ヨーロッパ人と比べると
南米人は身長が低く、

かつ俊敏性には優れている南米人が
メッシの細かなステップにも
ついていけるからだと思っています。


このように、

世界各国それぞれの特徴、
強みがあります。


そして必ず、
その国の文化そのもの含めて
スタイルが違ってきます。


こればかりは、

やはり実際にその国に行って
実際に肌で感じないと感覚を掴めません。


うまく表現できないのが
悔しいですが、

サッカーはその国の文化も含めて
スタイルが確立されているのは確かです。



そしてその国の文化そのものは、

どうしても現地でしか
感じられない部分が必ずあります。 



そういった意味でも、

今後も可能な限り、今動ける時に、
色んな国に行って、

もっと多くのことを知りたい
と改めて強く感じました。


そして日本の良いところ、
海外の良いところ総合的にでふまえた上で、


上手く子供達への
指導にも落とし込んでいけるよう、

これからも指導者として、

一人の人間として、

多くのことを学び続けたいと
改めて強く感じました。






奥平 卓也