今日は、

「色んな環境でサッカーをやらせることのメリット」

というテーマでお話ししたいと思います。



上の画像は、

レガテドリブル塾のスクール生でもある

「ダイちゃん(6歳)」が、

FCバルセロナのサッカーキャンプに

参加してきた時の様子です。



この歳でバルサのキャンプだなんて

なんとも羨ましいですね、笑。



現地で一緒に参加されていた子達とも

仲良くなった様子です^ ^



子供たちがサッカーをする上での環境というのは

ひと昔前と比べると確実に良くなっています。



それこそ、僕がサッカーを始めたのは8歳の頃で、

当時2000年頃はクラブチームというのも今ほど多くはなく、

サッカースクールやサッカークリニックなど

もちろんほとんどありませんでした。



自チーム以外でサッカーを学べる機会

そのものが少なかったんです。



今では、サッカースクールもたくさんあって、

それぞれのスクールで

より専門的なことを学べたり、

今回ダイちゃんが参加したように

海外の有名クラブが

日本各地でサッカーキャンプを

開いていたりもしています。



これは間違いなく良い機会、良い環境で、

個人的には今の子ども達が

ものすごく羨ましかったりします、笑。



ではなぜ、

チーム以外でもサッカーをすることが

とても大切なことなのか。



理由は3つあります。

①色んな指導者との出会い

まず一つ目が、

色んな指導者と出会えることです。

これが一番のメリットです。



サッカーを続けていると、

ずっと同じ指導者の下でプレーするというのは

ほぼありません。



ほとんどの場合、

ステージが変わる度に違う指導者の下で

プレーすることになります。



小学校から中学、

高校と年代が上がれば、

指導者も変わることがほとんどです。



当然、指導者が言うことも全然変わってくるし、

求められるサッカー、プレーも

指導者によって全然変わってきます。



その時に大事になってくるのは

自分の頭で考えられること。




上手くいっている場合も

上手くいっていない場合も

自ら柔軟な考えを導き出す必要があります。



そして、

自分の頭で考えられるようになるには、

色んな指導者と関わっておく必要があります。




サッカーに正解はありません。



正解がないからこそ、

FIFAランクは常に変わり続けるし、

あーするべきだ、こーするべきだという

サッカー議論が常に飛び交っています。



だからこそ、

なおさら子供の頃から色んな指導者と接して、

色んな考えに触れておく必要があります。

ある一方の考えに偏らず、

自分の個性、良さとも照らし合わせて、

自分が最もサッカーを楽しめる道を

選択していくことが大切です。



楽しくないと続けられないし、

上手くもいかないですから。



指導者にも当然個性や、

得意なこと不得意なことがあります。



理想は、それぞれの指導者の

得意としていることを

子供のうちにたくさん学んで、

そこから自分の個性や強みとして

成長させていくことです。




地元以外の仲間たちとの交流

せっかくサッカーという

「世界共通のスポーツ」をやっているのであれば、

これを活かさない手はありません。



サッカーを通して

たくさんの出会いがあるのも

サッカーというスポーツの魅力です。



サッカーをやっている子供達にとって、

何も強豪校に行くことや、

プロになることだけが全てではありません。



サッカーを通して

子供の頃から色んな人と会って、

社会に出ても困らない

コミュニケーションスキル

社交性も身につけて、

人としても成長して欲しいと思っています。



時には助け、助けられ、

そうやって支え合って

生きていく人が増えた方が

世の中素敵です。



そのためには、

自分と違う考えや、

個性を持った人とも

上手に交流していく必要があります。



サッカーはそれができるスポーツです。



僕は今4歳と2歳の息子がいますが、

もし彼らが今後もサッカーを続けていくのであれば、

県内だけでなく、県外のサッカークリニックや、

さらには海外のサッカークリニックにも参加して、

なるべく多種多様の選手たちとも

プレーする機会を

つくっていこうと考えています。



そういう経験が必ず、

サッカーにおいても、

人間的にも、

彼らを成長させてくれると

信じています。



型にハマらない選手になれる

これは「良い選手になるために」の観点ですが、

型にハマらない選手の方が

長く成長していけます。



自分の考えや、個性を持つ

信念がある選手
です。



ある意味、

多少わがままなぐらいが

ちょうどいいかもしれません。



守備をしないとかのわがままではなく、

「俺が絶対この試合で活躍してやる!」

「俺が点を取ってチームを勝たせる!」

というような、多少のエゴのある選手です。



これはさっきの

「色んな指導者と出会うべき」

というところから繋がってきますが、

もしずっと同じ指導者の下で

サッカーをしてきた場合、

その選手にとってその監督の言うことが

絶対になってしまいます。



もしかしたら、

その子には他の良いところや、

才能溢れる個性があるかもしれないのに、

それを眠らせたまま開花させられないのは

あまりにもったいないことです。



だからこそ、

色んな考えに触れて、

自分の考えや個性も

持っておく必要があります。



違うと思ったことは

ハッキリ意見も言えるような、

そういう型にハマらない選手は

ぶつかり合いながらも必ず成長していきます。



もちろん素直さや謙虚さも

大切なことですが、

ちゃんと自分の考えや

意見を言えることも

成長していく上では必要なことです。



型にハマらない選手、

人を育てるためにも、

子供たちが、考えや意見を

素直に出し合える環境を

大人たちが努力してつくっていく必要もありますね。


レガテもそういう環境の一つでありたい。

という感じで、

「色んな場でサッカーを経験させることのメリット」を

3つの理由から話してみました。



サッカースクールやチームにも

色んな特徴、得意にしていることがあると思うので、

可能な限りなるべく色んなところで

経験させてもいいと思います。


そこからその子に合った場所を

選ぶことが大切です。



だからこそ、

チームやスクール同士で競争するだけでなく、

みんなで協力し合って

子供たちにとって良い環境や

成長できる場をつくっていこうとする

そんな努力の方がよっぽど大切です。



レガテの役割は

「普及(多くの子供たちにサッカーを好きになってもらう)」

の部分と、

「個人技術の育成」

だと考えているので、

そこの役割を担うスクールとして

最高の環境にしていきます。



タクヤコーチ