今日は

「アイデアはこうすると生まれやすいよ!」

というテーマでお話ししたいと思います。


もちろんサッカーに置き換えても

転用できる方法なので

ぜひ参考にしてみてください^ ^



まず、結論を先にいうと、

人は何かアイデアを出そうとするときに、

「自由なとき」が最も

良いアイデアが生まれにくかったりします。



意外に思われるかもしれませんが、

何か制限や条件があった方が

アイデアが生まれやすいんです。



例えば、

「自由研究をやってきて」とただ言われるよりも、

「夏をテーマに自由研究をやってきて」と、

夏を限定にしてテーマを出された方が

色んなアイデアが出てきませんか?



ただ「自由研究」を課題として出されるよりも、

「夏」に限定された方が

「夏に捕まえた昆虫20選」や

「夏にオススメな外遊び10選」など

色んなアイデアが出てきそうです。



これ僕たちがYouTubeで

企画を考える時もそうなのですが、

「子供たちに向けて発信するのか」

それとも

「サッカーパパ・ママに向けて発信するのか」、

「20代の若いサッカー好きに向けて発信するのか」

というふうに制限をかけて

企画づくりをすると、

ただ漠然と自由に考えるよりも

色んなアイデアが生まれてきます。



この方法は

色んな仕事でも結構転用できると思います。



サッカーにおいても

「アイデア」はとても重要で、

アイデア溢れるプレーが観客を沸かせ、

相手DFの想像を超え、

チャンスを生み出します。



プレー中のアイデアを豊富にするのも

この方法を転用して

トレーニングできると考えています。



例えば、

「このゲームで浮き玉のパスは禁止」と

少し制限をかけると、

周りの選手と連携して距離を近くして

ショートパスをつなげるように

パスコースをつくったり、

もしパスコースがないなら

相手をかわして自らパスコースをつくるなど

色んな発想が出てきます。



もちろん、

本当のゲームなら

ロングパス1本ででDFラインの

裏を取れるならそこは絶対狙えた方がいいので、

あくまで

「このゲームの中でのルール」

ということを説明し行いますが、

少し制限をかけると選手たちは

確実に考える機会が増えるので、

良くも悪くも色んなアイデアが出てきます。



この制限の他にも、

「パス禁止」とか、

「3タッチ以内でプレー」、

「後ろに戻すパスはなし」など

制限の仕方を変えることで

また違ったアイデアも出てきます。



子供たちの脳は柔らかく元々発想が豊かなので、

僕たちが予想もつかなった

アイデアあふれるプレーを見せてくれたりします。



この時期から

アイデアを実行する作業を繰り返していると、

「何も考えない時間」が減ってきます。



今回お話しした、

「制限をかける」

「条件を与える」

ということをやってみると、

ただ漠然と自由にやらせるよりも、

子供たちにとっても良いトレーニングになります。



ちなみにREGATEドリブル塾のスクールでも

「ドリブル」と制限をかけたことで

色んなアイデアが生まれ、今に至ります。



僕たち大人にとっても、

仕事や何か新しいことを始めるにあたって

なかなか良いアイデアが思い浮かばない時に、

この方法を使って考えてみると

良いアイデアが生まれやすくなるので

ぜひ試してみてください^ ^



タクヤコーチ