今日は、聞かれることが多かった

リフティングの練習法と

ちょっとしたコツについて

書こうと思います。


今日の内容は

初級編になっています。


具体的に言うと

リフティングの

最高記録が100回未満の

選手に向けての内容になっています。


これからリフティングが上手くなりたい

という選手にとって

少しでも参考になれたら幸いです!


★ブログでは少し伝えづらい部分もあるので後日YouTubeでも動画を作ろうと思います!



練習法

STEP1

手を使ってリフティング。

手でボールを持ったところから、

リフティングを1回やってキャッチ。

出来たら次は2回やってキャッチ。

次は3回と、

どんどん回数を増やしていく。

10回連続でリフティングを出来たら

次のステップへ進む。


STEP2

ワンバウンドリフティング。

ワンバウンドさせながら

1回ずつタッチ。

ワンバウンド、1回タッチ

を交互に繰り返す。

100回ノーミスで出来たら

次のステップへ。


STEP3

最後は

ノーバウンドリフティング。

100回落とさずに出来れば

技術的にはクリア。

あとは回数を増やしていくだけ。

目標が小学校卒業するまでに

500回くらいはできるのが理想。

ちゃんと目標を

意識することが大切。



リフティングのコツ

1.膝をしっかり伸ばす

タッチした瞬間

膝がキレイに伸びていることを

意識する。

膝が伸びていないと

しっかりとした位置に

当てられない。

2.つま先は上に向けすぎない

タッチする瞬間に

つま先が上に向いていると

変な回転がかかったり、

ボールが真上に上がらない

原因になる。

つま先は地面と並行になる

イメージで。

3.足首は固定しない

タッチする瞬間に

足首を固定すると

ボールタッチ自体が固くなる。

柔らかいボールタッチをするためには

足首はあくまで自然な感じで。

膝を伸ばすことと

つま先を伸ばすことだけを

意識する。

4.ボールの回転を意識する

ボールの回転は

無回転か

自分に向かって回転がかかる

逆回転が安定する。

コツ1~3がしっかり

出来ていれば

理想のボールの回転になる。



リフティングの練習で大切なこと

ここまで書いてきた

練習法やコツは

取り組もうと思って

本を見たり

調べたりしたら

どこにでもあるような内容だと

思います。

特別な練習法とか

すぐに誰でも上手くなる!

みたいなコツは存在しません。


本当に大切なことは

「続ける」ということです。


リフティングは

「自転車に乗ること」

と似ています。


自転車だって

最初からいきなり

乗れる人はいないけど

練習してたらほとんどの人が

ある日突然乗れるように

なったりしますよね?

一度乗れてしまえば

その後はスムーズに

乗れるようになります。


それと一緒で、

リフティングも最初は大変だけど、

一度コツや感覚を掴んでしまえば

あとは簡単です。


出来るまでの道のりは

楽しさよりもしんどさの方が

あると思います。


出来ないことを

出来るようになるのって相当な

パワーが必要です。


でもそこを乗り越えれば

あとは楽しくなります。


この画像を見てください。

一度は見たことある

絵かもしれませんが、

これは

リフティングが

出来るようになるまでの「過程」

を表している

良い例だと思います。


下の人はあとちょっとで

ダイヤモンドを掘り当てられるのに、

寸前で諦めてしまいます。


上の人はペースは遅かったけど、

もしこのまま継続して

進んでいけばダイヤモンドに辿りつけます。


1万回ダメでも

1万1回目は何か変わるかもしれない

ってやつです、笑


リフティングも

結局は「続ける」ことが

一番大切です!


1日10分でも良いので

とにかく毎日続けましょう!



回数にこだわることも大切

以前にも

このブログに書きましたが、

リフティングは

回数にもこだわることが大切です。


理由は3つあります。

・様々な部位でも基本的なボールタッチにつながる

・軸足でのバランス感覚を養う

・小さな目標設定を繰り返し成功体験を積み重ねる


リフティティングは

ボールタッチの基本です。

当然触れば触るほど

ボールタッチ感覚というのは

磨かれます。


さらに、回数をたくさんやるほど、

軸足でバランスを取る

時間も比例して長くなります。

サッカーでは軸足の使い方は

とても大事で、

基本的なバランス感覚も

リフティングで養うことができます。


そして、

リフティングが

上手くなったかどうかは、

最高記録を意識することにより

子供たちにとっても

分かりやすい指標になります。

回数が伸びれば伸びる程

嬉しいし、

それが「やればできるんだ」

という自信にもつながります。



以上のことから、

リフティングを始めるときには、

ある程度の回数までは

何回できるかを

常に意識することは大切です。




今回の記事が

リフティングに悩みがある

選手にとって

少しで参考になれたら幸いです。



後日動画もアップする予定なので

ぜひ楽しみにしてて下さい!





REGATEドリブル塾 タクヤコーチ