サッカーのコーチになってから、

サッカーに関する本もそうですが、

子育てに関する本や記事も 

もたくさん読むようになりました。

僕自身、

2児(男の子2人)の父親でもあるので、

やはり子供が生まれてからは

子育てに関する知識に

かなり意識がいくようになりました。

子育てに関することは

育成年代のサッカーの指導現場でも

かなり通ずる部分があるし、

さらには

大人の教育(部下の人材育成など)

にもかなり共通する部分があります。

今回は、

僕が今子育てや

サッカーの指導現場など

子供と接する上で

特に意識していること

3つを紹介していきたいと思います

大人として対等に扱う

子供の自信を

奪ってしまう一つの原因が

大人が子供として扱ってしまうことです。

子供としては扱うということは

見下す ということです。

「とにかく親のいうことを聞け!」

というような態度は

子供の自立を阻害していきます。

ある程度大人との会話も問題なく

子供が通じるようになってきたら

子供も大人と同じように

接することがポイントです。

子供になんでも責任を取らせる

ということではなく

対等に会話することが大切です。

何か悪いことをしてしまった時も

頭ごなしに叱るのではなく

まずは

「子供の考えていることを聞く対等に同じ目線で聞く」

こともを対等に扱うことの

一つのポイントです。

良いところを見つけて心から褒める

僕はとにかくサッカーが大好きです。

8歳でサッカーを始めた時から20年間、

その気持ちはずっと変わっていません。

サッカーが好きになったキッカケは

サッカーを始めたての、

お世辞にも上手いと言えない僕を

親やコーチが積極的に褒めてくれたからです。

当時は僕にサッカーを続けさせたかったから

というのもあるかもしれませんが、笑

子供にとって親や先生の言うことは

この世の全てです。

結果的に僕は

「俺はサッカーがうまいんだ、できるんだ」

と、勘違いをしました、笑

根拠のない自信を持った当時の僕は

毎日サッカーをするようになり、

練習も意欲的に取り組みました。

それが繰り返されると

当然サッカーも上手くなります。

この子供の頃の僕のように、

幼少期の親や先生のちょっとした一言が

その子の人生を大きく左右するほどの影響を与えます。

長所があるから褒めらるのではなく、

褒めるから長所になるのです。

大人は子供の良いところを見つける

努力を怠ってはいけません。

叱る前に考えさせる

子供が何か間違ったことを

してしまった時は当然、

放置するわけにはいきません。

ただのわがままな子に育ってしまい、

そうなってしまった場合、

人間社会を生きる上で

今後間違いなく苦労することになります。

ただ、先ほども言ったように

頭ごなしに叱ってはいけません。

「バカじゃないの」

「何回言ったらわかるの」

といった言葉は

子供の存在を否定し

自尊心を傷つけてしまう可能性があります。

特にダメなことは

感情に任せた「怒る」という

行動です。

「叱る」は、

「やってはいけないことを教える」なので、

意味がちょっと違ってきます。

「怒る」ということは

一歩間違えれば

「コミニュケーションの暴力」

になりかねない危険な行為です。

「怒る」ことでしか

自分の意思を伝えられないのは

「自分が人間として未熟です」

とアピールしているようなものです。

そういう親の前で

自信を持った子供は育たないでしょう。

しかし、

子供はどうしても

過ちを犯してしまう生き物です。

その時につい感情的になってしまうのも

すごくわかります。

僕もよく反省する場面が多々あります。

ダメなことを叱ろうとすると

ついヒートアップしてしまい

感情的になってしまいます。

そんな時に大切なのが、

感情的になるのをグッとこらえて

「子供に考えさせる時間を作る」

ことです。

具体的には、

①ダメなことをしたらダメな理由をしっかり説明する

②親の気持ち(残念な気持ち、悲しい気持ち)を伝える

ということを行った上で

子供にも考えさせる時間

をつくるのが必要です。

もちろん子供の年齢によっては

伝え方も変わってきますが、

大人自身の考えや

気持ちを先に伝える

自分からのメッセージがまずは大事です。

最後に

とはいえ、

実際にこれって難しいですよね、笑

もちろん僕も全て

完璧にできているわけではありません。

まだまだ親としても

指導者としても未熟ですし、

日々勉強です。

頑張ります。

これらの子育て論ももちろん

大切なことだとは思いますが、

子育てにおいて一番大切なのは

幸せを感じている大人が接すること

だと思っています。

子供に幸せになって欲しくない

と思う親や先生はいません。

そして子供たちに幸せを与えるためには

まずは大人が幸せでなければなりません。

大人が幸せになることが、

子育てにおいても、

良い世の中にしていくためにも、

最も重要なことだと、

僕は考えています。

子育ては日々忙しく大変なのは

僕もすごく感じることですが、

子供たちのためにも

自分の幸せをつくる時間も

しっかり確保していきましょう^ ^

それが結果的に

幸せな子育てにつながる

1番の方法だと思っています。

最後まで読んでくれてありがとうございました!

タクヤコーチ