緊急事態宣言が発令されてから
スクールの会場の
利用も出来なくなったりで、
ここのところ満足のいく
活動が出来ておりません。
正直、、、
現在のこの状況に
ストレスがないと言えば
嘘になります。
どうすれば良い方向に進むのか、
考えれば考えるほど
もどかしさと悔しさが
込み上げてきてたまらない。
思えば、
レガテドリブル塾を
立ち上げた時もそうでした。
プロの道を諦め就職した銀行の仕事を辞め、
僕なりに強い覚悟を持って
レガテドリブル塾のスクールを
スタートさせました。
しかし、いくら強い想いや、
理念を持ってサッカースクールを
始めたとしても、
結局それが誰にも知られないことには、
存在していないのと同じです。
それが社会の、世の中の、
現実であり、厳しさでもあります。
なのでまずは
スクールを知ってもらうために
宣伝活動を行いました。
買ったばかりのパソコンを使って、
慣れない手つきで手作りのチラシをつくる。
決して上手いとは言えない完成度でしたが、
行動しないことには始まらないと思い、
なけなしの資金を使って、(貯金なんてほぼゼロw)
チラシを5,000部刷りました。
スクール開校までの1ヶ月間、
交通量が少ない
朝4:00~7:00の時間帯を狙って、
とにかく会場近くのアパート、
マンション、団地、戸建てを
1つ1つ自ら回り、
チラシをポストに投函していきました。
1週間で4,000部ほど
投函したと思います。
しかし、
これだけチラシを配ったのにも関わらず、
問い合わせはなんと0件。
今のこの状況に対する感情にも似たような、
もどかしさと、惨めさ、悔しさ、
色んな想いが込み上げてきました。
4,000部配って、
残りのチラシは1,000部。
このままだとまずいと思い、
今度は、会場がある地域の
少年団チームのコーチや監督の下に
頭を下げにいきます。
「絶対に子供たちを上手くします!
僕だからこそ教えられる技術があります!
なので子供たちにチラシだけでも配らせてください!」と。
しかし、ほとんどの方達がイマイチな反応。
「元プロでもなんでもないやつが
一からスクールなんて無理だよ」と、
厳しいお言葉までいただく始末。
当然です。その頃はなんの知名度もなかったし、
周りから見るとどこの誰かも分からない
ただの25歳の若者です。
とにかく何をやっても
上手くいっている感じがしなくて、
最初に描いていた希望あふれる未来は
どんどん遠くなって見えなくなっていきます。
自分の選択は、
今の行動は、
ちゃんと未来に繋がっているのか?
そう疑う日も何度もありました。
そんな苦労もたくさんありながら、
今こうしてレガテドリブル塾としての
活動を続けられているわけですが、
自信を持って言えることは、
何もかもが今に繋がっているということ。
もどかしさも、
みじめさも、
悔しい経験もすべて、
今に繋がっていたんです。
ありがたいことに
「レガテの活躍すごいね!」
と言ってもらえることも増えましたが、
全然そんなことはなくて、
むしろ「一旦沈む」をたくさん繰り返しながら
少しずつ壁をよじ登っているような、
そんな感覚です。
沈んでいる期間は本当に苦しくて、
「始めなかった方がよかったのかな…」
というふうに考えたり、
将来に対して疑問を
持ってしまうこともあります。
でも、確実に言い切れることは、
それも含めて
「全部繋がっている」ということ。
成長は何も右肩上がりだけが
正しいとは僕は思いません。
沈むところもあるからこそ、
その分成長の密度も増します。
一旦沈んでいる時に、
ちゃんと正しい努力を続けて入れば、
ある日突然「成長」はやってきます。
これ本当に。
僕は何度もその経験をしてきました。
だからこそ、
苦しい時期でも
努力は絶対に続けると
心に決めています。
成長はある日突然やってくるから。
「絶対に続けろ、必ず繋がるから」
少し沈んでいるまさに今この時期に、
僕は自分にそう言い聞かせて
自分を奮い立たせています。
この記事を読んでいる方の中にも、
今のこの状況に対して、
あの時の僕と同じような
もどかしさや悔しさを
感じている人がいるかもしれません。
今日ここで書いた僕の経験が
その人達に届いて、
少しでも勇気を持ってもらえる
キッカケになれると嬉しいです。
必ず未来に繋がってくるので
もう少しだけがんばって
乗り越えていきましょう。
…と、今日は僕の今の思いと
ひとりごとのような、
日記のようなブログでした^ ^
最後まで読んでくれてありがとうございました。
P.S. 写真は開校当初、スクール生が3名だった時の写真です。この時に僕のことを信じてくれた子供たちの両親、一緒にサッカーを楽しんでくれた子供たちへの感謝の気持ちは一生忘れません。今もこの時の気持ちを忘れていないからこそ、色んな活動に取り組んでいけます^ ^
タクヤコーチ