今日は、

『ネイマールのドリブルの秘密』

というテーマでお話ししたいと思います。



毎回好評の「ドリブラーの秘密シリーズ」

今回はネイマール編です。



ドリブラーの特徴を知ることは、

「なぜ上手くいくのか」

を考えるキッカケになり、

自分のプレースタイルや

特徴とも照らし合わせながら、

「自分ならどうか?」

と考える良い機会になります。



全てを真似するのではなく、

自分の良いところと

スター選手の真似できる部分を、

上手くミックスさせて

レベルアップできるように

参考にしてみて下さい。



1.豊富なテクニック

もはやこれは説明不要かもしれないが、

ネイマールのテクニックの豊富さは異常だ。

観ている者はワクワクが止まらないが、

相手DFからすると

何をしてくるかわ分からないこわさがある。

テクニックの豊富さは相手に迷いを与え、

反応が遅れることにつながる。

「試合で使わないからテクニックの練習は必要ない」

といった声をちらほら聞くが、

これには一言言わせてほしい。

それは「試合で使わない」のではなく

「試合で使えるレベルに達していない」だけだ。

単純に練習量が足りていない。

試合で何をやろうと考えてる暇はあまりない。

体が勝手に動くレベルにならなければならない。

そのためには当然練習が必要だ。

ネイマールが豊富なテクニックを

試合で発揮できるのも、

幼い頃からたくさんボールに触れ

テクニックで遊んでいたからこそできるのだ。


2.緩急の巧さ

「緩いスピード」から相手を誘い、

タイミングを見て一気に加速し振り切る。

ネイマールのドリブルでよく見かける抜き方だ。

体に無駄な力が入ってないことも、

「緩から急」の一瞬のスピードを可能にしている秘密。

ファールを多く受けるのも、

相手がネイマールの緩急に

ついてこれないからこそ引き起こしている。

足が遅くても、

緩急を上手く使うことによって

相手に速く見せることもできる。


3.自信満々な雰囲気

自信を持つこと

これはドリブルをする上でもとても大切だ。

自信がなくおどおどした雰囲気は

相手にも伝わりやすい。

結果的にミスにもつながる。

「いつでも取りにこいよ」

というネイマールの自信満々な雰囲気は、

相手DFも飛び込みずらく、

わずかな判断の遅れが、

ネイマールの突破を許してしまう。

そして「自信」は

「圧倒的な技術」からくるもの。

技術なくして自信は生まれない。


4.見極め力

「どう相手を抜くかは予め決めいていない。すべては敵次第」

これはネイマールが実際に言った言葉だ。

つまり、

ネイマールは相手の動きに対して、

いち早く反応し

どうやってかわすかを一瞬で判断している。

相手の動きを「見極める力」が

抜群にの優れているのも

ネイマールの突破を可能にしている。

普段から相手DFの足を見ることや

重心がどこに傾いてるかなど

見る練習も必要だ。

そのためにはボールから目を話すこと、

つまり、「間接視野」で

ボールを見れることも必要になってくる。

「見極め力」は練習で養える。


5.ドリブルが守備になる

「攻撃は最大の防御」とはまさにこのこと。

ネイマールのドリブルは

「チームの守備」にもなっている。

ネイマールがサイドで仕掛け続けることで、

相手サイドバックは前に出にくくなり、

結果的に相手チームの攻撃力を奪っている。

圧倒的なドリブル能力を持った選手は

味方チームの守備にも大きく貢献する。

よくネイマールやメッシが

「守備をしない選手」

として揶揄されるが、

一度相手DFの立場になって

考えてみてほしい。

常にゴール近くや、

ドリブル突破をされたくない位置に

彼らがいるとどうか。

これほどDFにとって

嫌なものはない。

彼らのドリブルは相手の攻撃力をも奪う。

つまり、圧倒的なドリブルは

チームの守備としても

成立してしまうこともある。

チームへの貢献の仕方は

千差万別だ。



まとめ

以上が、ネイマールのドリブル5つの秘密でした。

ネイマールの武器は

なんといってもバリエーション豊富な

テクニックから繰り出される

ドリブルからのチャンスメイクです。



テクニックで観客を魅了し、

テクニックでチームに貢献する。



個人的にこれほどワクワクさせられることは

他にありません。



いかに技術が重要か、

いかにテクニックが人々を魅了するか

それを示してくれている

世界トップレベルの選手です。

ネイマールが好きな子供たちは

本当にたくさんいると思うので、

今回の記事が

少しでも参考になれれば幸いです。



この内容は後日YouTube動画にもする予定です。

今回はその台本の内容を一足先に

このブログに書きました。



また動画の方も楽しみにしてて下さい!

それではまた!

See you next time!!



タクヤコーチ