こんにちは、タクヤコーチです^ ^

先日から学校の再開に伴って

やっとスクールも再開となりました。



普段は夕方の時間でのスクール開催ですが、

会場の関係で、

一部のクラスでは「10:00~13:00」と、

午前中の暑い時間での

開催になっているクラスもあります。



僕たちは普段、

指導者として現場に立つのは

夕方から夜にかけてが多いので、

暑い時間でのスクール開催は初めてでした。



やってみてまず感じたことは、

とにかく暑い、笑。



当たり前ですが

真夏の炎天下の中でのサッカーは

とにかく暑いです。



子供たちの様子も

明らかにいつもより動きが良くない。



「どうした?やっぱ暑い?笑」って聞くと

「暑すぎ!」と即答、笑。



いつも元気いっぱいのゲームでも

バテバテの様子です。(めずらしい、笑)



大人の僕たちが一緒に動いてても、

「暑すぎる」と感じる程なので、

子供たちならなおさらだと思います。



間違いなく体力の消耗も早く、

集中力が持つ時間も短くなります。



もちろん、

小学生年代の子供たちの公式戦は
日中の暑い時間に行うため、

暑さに慣れることや

体力をつけるために

暑い時間での練習も必要だと思います。



しかし同時に、

真夏のサッカーへの
取り組み方には工夫も必要です。



例えば、

チームの練習は1時間半だけって決めて、

その代わりその時間にしっかり集中してやる。



足りない部分は夕方の涼しい時間に

自主練で30分~1時間程度やるなど、

上手く時間帯を調整することが必要になってきます。



暑い中で2時間を超える練習になってくると、
(真夏だともっと短いかも)

ほとんどの場合、途中で集中力が切れて、

練習の質も落ちてしまいます。



練習で何より重視すべきなのは「質」です。



もちろんある程度の練習量も
必要なのは間違いないですが、

長くダラダラやる練習は
逆効果になりかねません。



僕たちも高校時代は

夏休みは2部連が当たり前でしたが、

2時間を超えてくると、

もはや気力勝負になっていました、笑。

こなすのに必死な状態です。



あれはあれで

精神力みたいなものは
鍛えられると思いますが、

その練習自体の質が良かったかと問われれば

必ずしもそうとは言い切れません。



正直、今思うと

あの時の練習の質は

そこまで高くは出来ていなかったと思います。



僕がドイツやスペインに行った時も、

小学生年代の練習時間は大体が90分程度でした。




ここに関してはすごく難しい問題ですが、

やるべきところ、やらないところの
バランスを取ることが

真夏の練習の質を上げる上での
ポイントになってくると思います。



まずはチームやスクールの練習で

1番に集中力を持っていけるようにしつつ、

練習が足りないと感じるのであれば、
時間を区切って涼しい時間にやるなど、

時間帯を工夫することが
練習の質を維持する上でも大切です。



僕たちも今、社会人選手権の九州大会に向けて
練習をピークに持っていっていますが、

昼間の練習は大人でも2時間が限界です。



ある程度練習量も必要ですが、

一番大切なのは練習の質です。



真夏のサッカーは

取り組み方が鍵になってくるので、

普段の練習の質を高めていくためにも

ぜひ時間帯や練習量を工夫してみて下さい。



タクヤコーチ