指導者をやってて、

時々迷うことがあります。



それは、子供たちの「褒め方」



これは指導者としてだけでなく、

二児の父親としての立場でも

考えることがあります。



どう褒めるべきなのか、

どの場面だったら褒めた方がいいのか、

褒めすぎるとよくないのか、

など、褒め方に関連する本がたくさん出てるように、

子供の褒め方については、

僕たち大人の一つのテーマとして

常に掲げられてます。



僕は基本的に

「褒めて伸ばす」という考えが好きなので

それを常に実践してきましたが、

改めて「やっぱりこっちで正解だな」と思えた

動画を観る機会がありました。



YouTubeで上がってるこの動画。
https://youtu.be/jcwiMq5BZsQ

4歳の女の子が、

サッカーでキーパーを初めてから

2年間を記録した動画なのですが、

お父さんがとにかく褒めまくるんです。



そして、それもあってか、

女の子のモチベーションは常に高く、

この歳ながら努力の継続力が半端じゃありません。



しかも見るからに純粋に楽しんでやってる



やらされてる努力とは違います。



自ら進んでやってる努力なので、

とにかく成長スピードも早い。



女の子はみるみるキーパーが上手くなっていきます。



お父さんの「誉め方」も

特に特別な声かけをしてるわけではなく、

お父さん自らがボールを蹴り、

女の子が止めるたびに

「ナイスキー!」と

元気よく声をかけ続けます。



僕が純粋にすごいと思ったのはそこで、

声をかけ続けることって

実は結構「パワー」が必要です。



僕たちもスクールで

「今のよかったよ!」とか、

「ナイス!」、「グッド!」

というような声をかけ続ける

意識を持ってやっていますが、

スクールが終わったあとに

どっとくる疲労感と

達成感はまぁまぁすごいんです、笑
(子供たちには内緒で、笑)。



それくらい褒める言葉をかけ続けることって

実はかなりパワーがいるんです。



この動画のお父さんは自分の娘に

長い期間それをずっとやり続けます。



子供はやっぱり褒められると嬉しいし、

楽しいし、もっとやりたくなります。



この女の子が努力を続けられるのも、

お父さんのつくる「楽しい環境」があってこそです。



褒める努力をする。

これは子供たちのヤル気を引き出す上でも、

大人がやるべきことかもしれません。



楽しい環境をつくる

サッカーの指導者が本当にやるべき

根本的なところはそこだと思っています。



改めて確信したキッカケでした。



ぜひ一度動画も見てみてください!

特に最後のリフティングのところとか

めちゃくちゃ感動します!笑