今回はこんな面白い記事があったので紹介したいと思います。
僕がずっと考えていた事で、非常に腑に落ちる記事でした。
(以下一部引用)
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スペイン1部リーグ所属の「デポルティーボ」のスカウトへのインタビューにて。
「どんな子をスカウトしているの?」
『ドリブルができる子だ』
スペイン人スカウトは続けた。
『子供には、まず11人全員を抜け、と指示する。
一人で全員を抜けるなら、それが勝つための最良の手段だ。
だが年齢を重ねれば、11人が10人……3人と、だんだん抜ける相手が減っていく。
そして最後に1対1でも苦しくなったら、パスを教えるんだ。
そこで子供たちは、パスの有効性を理解する。
パスから入ると、絶対にパスコースを探す。
しかしパスを選択するにしても、行ける時は自分で行くんだという前提がなくてはいけない』
『結局日本では、個で勝てないから組織で、という発想でやっているけれど、それではいつまで経っても個が育たない』
「アルゼンチンがあんなにパスを回せるのは、
1対1だろうが1対2だろうが、絶対に取られないという技術があるからです。
そうでないとボールは前に進んでいかない。
逆に1対1でボールを奪われる可能性が50%もあれば、
慌ててパスをつなごうとしてミスをしますよね」
パスしかできない選手たちが集まっても、パス回しは続かない。また危険地域にボールを運ぶこともできない。逆に個々が仕掛けられる選択肢を持つから、パスもつながる――。
それが攻撃を優先するスペインの哲学だった。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180122-00010005-theanswer-socc
↑引用記事
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ドリブルはサッカーにおけるスキルの内の一つですが、
最も「個性」が出るスキルです。
そしてそのドリブルスキルというのは、小学生年代が一番伸びる時期。
もちろんパスや戦術も非常に大切。
しかし戦術に関しては、
あくまで個人一人一人が「ボールを思い通りに扱える技術」があってこそ。
記事にもあるように、
「個々が仕掛けられる選択肢を持つから、パスもつながる」というのは
非常に理にかなっていると感じました。