https://regate.okinawa/wp/video/neymar-shapew-home-work
※動画はREGATEからの宿題「シャペウ」です。
日本を代表するドリブラー、乾貴士選手。
乾選手の母校である、野洲高校は「セクシーフットボール」と呼ばれ、
高校サッカー界に衝撃を与えました。
乾選手が選手権優勝メンバーの一員となった2006年、
僕は中学1年生でしたが、
野洲高校の見ていて楽しいサッカーに惚れ込んだことを今でもはっきり覚えています。
そんな野洲高校に、
7対1で大勝したドリブルスタイルの高校があります。
宮城県の「聖和学園」です。
最近、聖和学園の加見監督が著者の
「聖和の流儀 一貫したドリブルスタイルの果てなき挑戦」
がとても面白かったので、一部分を引用しながら少し紹介したいと思います。
●【プロの世界を体感し、痛感したのは、
自分で自在にボールを扱える技術がなければプロとして長く現役を続けることができないということ】
●【あれもできる、これもできる」自分達ができることが増えると、
ボールを持ちながら自信を持ってプレーの判断ができるようになり、
できることが楽しいと思えるようになると子供達がどんどん前向きにチャレンジできるように変わった】
●【サッカーは1対1の連続。
人を抜く1対1こそがサッカーの醍醐味なのですから、ぜひドリブルで相手を抜くことにこだわってほしいです。】
●恐怖や権力で押さえつけて顔色を伺うようなサッカーをやり始めてしまったら選手達はミスをしないことしか考えなくてな
ります。選手が指導者に怒られないことをまず選択している状況では、面白い発想など絶対に出てこないのです】
●【サッカーとはこういうものだ、
と若年層から戦術をを教え込むのも一つのやり方なのでしょうし、必要なのかもしれません。
しかし、それは指導者との出会いに大きく左右されるのではないかと感じます。
戦術を叩き込まれて伸びる子もいれば、
逆に、戦術の枠組みに押さえつけられて伸びない子もたくさん出てくるはずです。
それはその「個」にその指導が必要かどうかを見極めないといけないのです。
要はチームを勝たせるために「個」を育てるのか、「個」を育てて結果としてチームが勝つのか。
その違いは大きいと感じます。将来性を考えると育成年代は後者の方が大切だと感じます。
※上記、「聖和の流儀 一貫したドリブルスタイルの果てなき挑戦」より一部引用。
加見監督は名古屋グランパスにも所属していた元プロサッカー選手。
元々背の高さを活かしたパワープレー系のタイプでプロになった選手であり、
プロサッカー選手を経験して感じたことは、【自在にボールを扱える技術】の重要性だったとのことでした。
とても共感できる内容が多く、
当塾でも大切にしている部分とも重なる部分が多かったので紹介させて頂きました。
【どんな場面でもドリブル突破で崩せる選手を育てないと規格外の選手は生まれてこない】
非常に腑に落ちる言葉であり、日本サッカーにも規格外の選手の育成が必要だと強く感じます。