ほとんどの人は三日坊主に終わった経験ってあると思います。
僕も一時期「英語が話せるようになりたい!」と、
アマゾンでCD付きの本を数冊買いましたが、
結局1回も目を通さず、本棚に飾ってあるだけの本もあります(笑)
そもそも人は物事を継続出来ない生き物らしいです。
人間の本性として、目先のことは重視するが、
長期的な将来のことは考えにくい。
変化する時期が不明確な程行動は長続きしないということです。
ダイエットを例にとると分かりやすいと思います。
ダイエットをすると決め、甘いものを禁止すると決めたのにも関わらず、
目の前に大好物のエクレアがあったら我慢できずに食べてしまった。
これは、今エクレアを食べることを我慢したからといって、
将来的に痩せるかどうかが具体的にイメージがつかないからです。
それよりも、目の前のエクレアを食べることで、食欲が満たされ、
幸福感が味わえる。
このように人は、目先(短期的)のことを重視する生き物であり、
それが三日坊主の性質でもあるのです。
サッカーでも同じことで、
「毎日1時間はランニングする」
「毎日30分リフティングする」
と決めても、長く続けられる人は少ないと思います。
これは、ランニングをすること、リフティングを続けることで得られる結果までの期間は
長期的であり、結果の時期も不明確であるからです。
むしろ続けられる人の方がすごいのであって、
そのような人は超人的の強い意志のもと続けられるのです。
では、三日坊主で終わらないようにするためにはどうしたら良いか。
それは、【より具体的なイメージを作ること】です。
どういうことかというと、
先ほどのダイエットを例に例えると、
「今食べるのを我慢すればダイエットが成功する」という風に、
結果だけをイメージするのではなくて、
「ダイエットが成功したら、みんなからちやほやされる、着たかった服、水着も着られる」
といった具合に、【結果のその先にあるもの】まで具体的にイメージするのです。
今でもハッキリと覚えているこんな経験があります。
僕は小学生の頃、小学4年生の時に10回程しかリフティングができませんでした。
しかし、ある友人とリフティング記録を競い合うようになり、
チームの練習がない日でも毎日リフティングの練習をするようになりました。
休みなく毎日です。
すると3ヶ月後どうなったか。
なんと10回しか出来なかったリフティングが、
1000回もできるようになっていたのです(笑)
(ちなみにこの競い合っていた友人も僕とともに記録が伸びていきました、笑)
これは何が言いたいかというと、
単に「リフティングが出来るようになりたい」という目的だけでは、
3ヶ月も毎日リフティングは続かなかったと思います。
結果のその先にあるもの、
つまりこの時の僕は、
「リフティングの記録を更新してその友人に自慢したい」という、
リフティングができた結果のその先まで具体的にイメージしていたのです。
この友人が良きライバルになってくれていたのも、
長続きした要因でもあると思います。
大人でも三日坊主が当たり前なのに、
子供に続けてもらうのはもっと大変です(笑)
特に、地味な練習も上手くなるためには必要ですが、工夫しないと長続きしません。
子供たちにも、僕が小学生の頃にあった経験のように、
具体的なイメージを持って取り組んでもらうと、
もしかしたら長く続けられるキッカケになるかもしれません。
その辺りも日々模索しながら試していきたいと思います。
僕が英語を続けるためにも、
結果のその先にある何か具体的なイメージが必要です。
これから探していこうと思います(笑)